文系院試の論述対策|答案の型と時間配分
はじめに
文系の院試は、知識を問う設問よりも、与えられた問いに対して筋の通った議論を組み立てられるかを見る設問が中心です。書ける知識があっても、構成が崩れると点になりません。
何が採点されているか
問いに正面から答えているか、主張に根拠がついているか、用語を正確に使えているか。この三点がほぼすべてです。独創的な結論は求められていません。
答案の型
冒頭で問いに対する答えを一文で示し、続けて根拠を二つから三つ、最後に留保や限界を一文添える。この形が最も崩れにくく、時間内に書き切れます。
書き出しを固定する
本番で悩む時間を減らすため、書き出しのパターンをいくつか用意しておきます。「本稿では〜と考える。理由は二つある。」のような定型で構いません。
時間配分
百二十分で大問二つなら、一問あたり構想十分・執筆四十分・見直し十分が目安です。構想の段階で骨子を箇条書きにしておくと、書きながら迷子になることを防げます。
書き切ることを優先する
途中で終わった答案は、内容が良くても大きく減点されます。時間が足りないと感じたら、根拠を一つ削ってでも結論まで到達させてください。
まとめ
問いに答え、根拠をつけ、時間内に書き切る。文系論述で必要なのはこの三つで、いずれも練習量で安定させられる技術です。
